ラーメン店の系統案内
丸長系
(丸長のれん会系)

昭和23年杉並区荻窪4丁目に5人の共同経営で「中華そば店丸長」を開店させたのが原点。その後それぞれのメンバーが「丸長」「丸信」「大勝軒」「栄龍軒」として独立したお店を開店。更にそれぞれのお店が暖簾分けなどにより店舗数を増やしていった。
メニューや味の特徴 昔ながらの中華そばにつけ麺
関連ホームページ http://www.taishoken.co.jp/
東池袋大勝軒系 つけ麺の生みの親である山岸一雄氏の弟子たちが展開するお店。ちなみに若い頃に山岸氏が修行していたのが中野大勝軒。つけ麺を考案したのも、修行時代に賄いを作っていたとき思いついたのがきっかけ。
東池袋大勝軒は東池袋の再開発地区に指定されたため、また山岸氏自身が高齢なため、周囲に惜しまれつつ平成18年3月20日に閉店。いまや東池袋大勝軒は伝説の店舗となってしまった。
店舗数は全国に約70店舗ほどと言われているが、定かではない。また弟子たちも短期間の修行で多数の弟子たちが出入りしたため、すれ違いなどでお互いを知らない者たちも存在し、お互いの店舗間での関係性は希薄で、個々の店舗の自立性も高い。そのため店舗によってはオリジナルメニューを展開していたりする場合もある。

※東池袋大勝軒自体は丸長のれん会の系統になる。暖簾分けをした弟子たちは、丸長のれん会には加盟しておらず、今まで丸長のれん会と間接的なつながりはあったものの、東池袋店の閉店とともにつながりが分断された。しかし丸長大勝軒のホームページに池袋大勝軒暖簾分け店(非のれん会加盟)の欄に従兄弟店として紹介されている。
メニューや味の特徴 ・昔ながらの中華そばに酸味の効いたつけ麺
・つけ麺は太麺で量の多いお店が多い
・大、中、小と量が違っても同額の店が多い
関連ホームページ
http://www.tai-sho-ken.com/
永福町大勝軒系
昭和30年3月に現在の永福町に開店。大勝軒という店名だが、丸長のれん会とは別の系統。関東を中心に暖簾分けのお店が数店舗存在する。
メニューや味の特徴 ・昔ながらの中華そば
・表面をラードを覆ったスープ、麺の量が多い、など
関連ホームページ http://eifuku-taishouken.com/
横浜家系
昭和49年横浜新杉田で吉村家として開店したのが原点。家系は過去の複雑な事情(対立や決別したケースもあったらしい)から、かなりの流派に分かれている。
暖簾分けをした場合、店名の多くに「〇〇家」と付く。だが「家」が付かない家系の店や、亜流、擬似家系なども存在し、また優秀な擬似系などがさらに暖簾分けをするなどして現在では収拾がつなかい状態になっており、どこまでを家系といってよいのかその定義が難しい。
全国に家系と呼ばれている店舗は300ほどあるのではと言われているが、吉村家直系店はたった8店舗のみ(2007年時点)吉村家店主はそれ以外のお店と師弟関係は全くないと言いきっている。

上記吉村家以外の代表的な流派には「六角家」「介一家」「横濱家」「壱六家」「山岡家」「本牧家」などがあり、世間一般的には全てをまとめて「家系」と呼んでいる。ちなみにその中でも「吉村家」「六角家」「本牧家」は家系御三家と呼ばれている。それぞれが独立しており、現在では人的関係や資本的関係がない事は事実のようだが、原点をたどれば吉村家とつながりがある流派もあるようだが・・・。

※尚、家系の詳しい事情に関してはこちらのホームページに掲載されている。
メニューや味の特徴 ・濃厚な豚骨醤油のスープ
・好みによって麺の硬さ、スープの濃さ、脂の量など選べるお店が多い
関連ホームページ 吉村家:http://www.iekei.com/
六角家:http://www.rokkakuya.com/thttp://boku-homepage.com/
介一家:http://www.sukeichiya.com/top.html
横濱家:http://www.yokohama-ya.co.jp/tenpo.html
壱六家:http://www.ichirokuya.co.jp/
山岡家:http://www.yamaokaya.com/index2.html
本牧家:http://www.honmokuya.co.jp/
ラーメン二郎系
本店は東京都港区三田。暖簾分けの弟子たちが関東を中心に展開。尚、店舗によって、旧ラーメン二郎(かつて二郎を呼称していたが、現在は二郎を呼称していないお店)や亜流などが多数存在する。
回数を重ねるごとにハマると言われており、 ジロリアン(二郎をこよなく愛してやまない人たちの総称)という言葉も生まれた。 極太麺に今にもこぼれそうなスープ、大量の野菜などが特徴の豪快なラーメンは、見た人に強烈な印象を与える。

その他の特徴としては、
・何故か狭くて汚い店が多い。そのため女性客は少ない。
・コストパフォーマンスにすぐれており、知らずに「大盛り」などを頼んでしまうと、とてつもない量で出てくることがある。
・極太麺を茹でるのに時間がかかるため、お店の回転率が悪く、人気店ほど行列ができている。
・「好みは食券を渡す際」「にんにくの有無はラーメンが出てくる際」など独特のしかも暗黙のシステムが存在する。
メニューや味の特徴 ・とにかく量が多い
・麺の硬さ、脂の量、野菜の量、にんにくの有無など選べるお店が多い
関連ホームページ http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/3433/
天下一系
中華料理店の派生系で誕生した「株式会社GMフーズ」が展開するお店。山手線東地区を中心に展開。店名に共通点はないが、店構えは江戸時代の建造物を意識した木造のものが多い。また比較的小ぎれいな店内、いつでもライス無料、次回来店時に使用できる餃子無料券の配布なども特徴。
※ちなみに勘違いする人が多いが、天下一品は天下一系とは無関係である。
メニューや味の特徴 ・ライス無料、来店時に餃子無料券配布
・醤油、塩、味噌などスープの種類は豊富な店が多い
関連ホームページ http://www.gmfoods.co.jp/
渡辺プロデュース
ラーメンコンサルタント「有限会社渡なべスタイル」の代表、渡辺樹庵氏のプロデュースした直営店のお店。ラーメンプロデュースという言葉や形態が生まれた(知れ渡った)のは「高田馬場-渡なべ」の人気とともに渡辺氏の知名度があがったことが要因。都内に数店舗展開。
本人曰く「雰囲気も味の1つ」とのことから、お店の外装や内装にこだわり、オシャレな雰囲気のお店を展開している。
メニューや味の特徴 ・濃厚な魚介醤油のスープ
関連ホームページ http://blog.livedoor.jp/watanabestyle/
麺家武蔵系
新宿の麺家武蔵の人気とともに都内を中心に数店舗展開。社長は一時期テレビなどのマスコミにもよく出ていた。新宿本店以外の店名は「麺屋武蔵〇〇」となっている。外装、内装にもこだわりオシャレなお店が多い。
メニューや味の特徴 ・独特の魚介系醤油スープ
関連ホームページ http://www.m634.com/
がんこ系
正式名称は「宗家 元祖一条流がんこ」創業者は一条安雪氏で総本家は高田馬場。原点は昭和50年に札幌に開店したお店。半年で閉店となり、その後高田馬場にお店をオープンした。
当初は取材拒否のお店で、看板を付けない真っ黒な店舗概観や、看板の変わりに巨大な牛骨を店頭にぶら下げることなどの特徴から知る人ぞ知る系統だったが、最近はラーメン集積地などへの出店など積極的な動きも見せている。
店名の特徴は「がんこ〇〇代目」となっていること。近年は直弟子をとらずに直弟子たちのもとへ孫弟子という形をとっていた関係で「〇〇代目分家」「〇〇代目直系」など複雑な店名が存在する。がんこから独立したお店もあり、それらは普通の店舗概観をしていることが多い。
定休日以外でもスープの出来が悪いとお店が休みになる場合がある。

※尚、がんこ系列情報はこちらのホームページに詳しく掲載されている。
メニューや味の特徴 ・無化調のあっさりした醤油、塩スープ
関連ホームページ -
ムジャキフーズ系 「トラスト方式」と呼ばれる独自の独立支援のシステムにより、関東近郊にラーメン店、中華料理店、和食店、洋食店などを展開している。
ラーメン店では「無邪気」「銀節や」「箱館や」「鐵釜」「汐のや」「匠力」etc...
そごう大宮 9Fフロアにて「ラーメンスタジアム ラー戦場」をプロデュースなどもしている。
メニューや味の特徴 ・お店ごとに独立させる「トラスト方式」を実施しているため統一した特長がない。
関連ホームページ http://www.mujaki-foods.com/
際コーポレーション系 「際コーポレーション株式会社」という大手飲食店関連の系統。形態としてはFCや直営など様々あるようだが、FC展開が多数のように思われる。
ラーメン系では「蒼龍唐玉堂 」「万豚記(わんつーちぃ)」「萬力屋」「ぷんぷくまる」などの店舗を全国で展開している。
メニューや味の特徴 ・メニューの種類が豊富
関連ホームページ http://www.kiwa-group.co.jp/index.php
むつみ屋系 「株式会社ハートランド」が展開する、ラーメンチェーングループ。「むつみ屋」「竹麓輔商店」「らーめんBOO」「まる竹」「むつみ屋 げんき軒」などを展開。北海道を起源としているため、味噌を売りにしている系列が多い。全国チェーンの系列では「くるまやラーメン」「幸楽苑」などに並ぶ事業規模である。
メニューや味の特徴 ・北海道に関連したラーメンを展開
関連ホームページ http://www.mutsumiya.co.jp/